■ 抄録・要旨
| 現在、都道府県や政令指定都市などに70近くの地環研(地方環境研究所)があり、環境のモニタリングや排水の検査、調査研究などの業務を行っている。地環研は、研究所公開、研究所報、ニュースレターなどを通した情報発信により、住民と直接ふれあう機会が多いところが特色であると思われる。令達業務に関しては、行政を技術的に支え、住民に環境に対して安心感を持っていただくことが地環研の大きい役割であると思われる。また、研究業務では、大学のアカデミックな研究、企業の開発的研究と、行政の架け橋の役目を地環研が行うことが望ましいのではないかと思う。言い換えれば、住民、行政、大学、企業を結びつける中心的役割を担うこと、それがすなわち地環研で働く魅力であると思われる。
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